其の10 カメラを作ろう
片付けをしているとこんなものが出てきました。
プラモデルカメラです。
自分でカメラを組み立てる模様。
せっかくなので作ってみたいと思います。
中を開けると、、、
そこそこな数のパーツ・・・。
バネも入っていましたが、
めちゃ細かい・・・。
とりあえず説明書を見ようと思ったら、
中国語でした。
ちゃんと日本語の説明書も他にありましたが、色々と先行き不安です。
説明書はたまーに分かりづらいところもありましたが、なんとか進めていくことができ、
一番の難関、バネづけもクリアしました!
レンズの向きとかはなんとなくで取付け・・・
それとなく形になってきました!
最後カバーを引っ付けるときに何やら破片が落ちてきましたが、
もうどうしようもないので最後まで進めました・・・。
そして、、、
なんとか完成致しました!
この無駄のないフォルム!
駄菓子のように軽い重量!
チープさに浪漫を感じてしまいますよね~。
ちょうど週末に石川県に行く予定があったので、
この“バカチョンカメラ”も一緒に持っていくことにしました。
週末。
無事石川に着いた我々は、観光地を楽しんでおりました。
※石川・ハニベ岩窟院にて仏像を見つめる人たち。
なんだかんだで写真も沢山撮り、どのような仕上がりになるか楽しみに帰ってきました。
※石川のお食事屋さんにて
翌日、近くのカメラ屋さんに現像を頼み、ワクワクしながら現像までの待ち時間を過ごしました。
果たして、仕上がりはどのようになっているのか!?
時間が来たので引取りに店へ入りました。
入った瞬間店員さんの声が響きます。
店「あのですね~」
もう悪い予感しかしません。
店「これぜんぶ撮れてないんです~これ」
後々調べたところ、シャッターがきちんと切れていませんでした。
何回かに一回成功すれば良いかなーくらいシャッター内部の反応が悪かったのです。
ずっとシャッター開きっぱなしの状態でした。
思い出が吹き飛んだような悲しみを感じながら、帰るか・・・と思った瞬間。
店「じゃ現像料だけいただきま~す」
僕「・・・アッハイ」
写真を1枚も手にできず、650円だけ支払って帰ってきました。
もうプラモデルカメラは懲り懲りです。
さようなら。